年の瀬に思いにふけるおじさん、さやさやです。
なんだかここ数年は本当に辛かったのですが、なんとか人生を取り戻せそうな気がしています。
20代半ばで独立をして情熱を持って仕事に没頭していました。勢いよく走ってきましたが、味方だと思っていた人の裏切りでふと立ち止まってしまったことから、なんだか自分のペースを見失ってしまいました。
順調に回っていた歯車が狂いだしたのか、ボクの意識が変わったのか、世の中の見え方に変化が起こりました。
チャレンジする価値のある素晴らしいものに見えていた世の中が、まるで腐臭を放つドブのように見えるようになってしまいました。うつ病まではいかずとも、おそらくはノイローゼ気味だったのだと思います。
いい出来事や成功体験にフォーカスしていた自分の意識が、嫌だったこと、失敗したことに移ってしまい息苦しい毎日に変化していました。
良い面もあれば悪い面もあって当然で、自分が関わる人を見ると99%は良い人だけれども残り1%の嫌な人の言動に心を囚われてしまいネガティブな毎日を過ごしていました。
ボクは人生を好転させようと考え、本気で専業トレーダーになろうと行動をはじめました。
長期投資はずっとやっていたので自分ならそう難しくはないだろうということで短期トレードをはじめました。ここからが本当の地獄の始まりでした。仕事には情熱を持てず、トレードには情熱を注いでも結果は出ず。大負けした日には毛布にくるまって泣いて朝を迎えたことが何度もあります。
何をしていても楽しくなく、常にトレードでどうすれば勝てるのかだけを模索する毎日。仕事は惰性で流して持てる全てのエネルギーをトレードに注いでも負け続ける日々。それでも諦めることが出来ず、現実から逃れるために暗闇でぬかるみを一人歩くような日々を数年送っていました。
苦しい日々でしたが、小さな明るい光のようなものは見えていました。それがツイッターで見るツイートでした。環境や性別や年齢や立場の異なる人たちのツイートが不思議なもので救いに感じられました。
特に失敗したとか負けたとかチンだとかのメシウマツイートはボクだけじゃないんだという安心感を感じられて、いつかはみんなもボクもメシマズツイートできるようになればいいのになと強く願っていました。
ツイッターなんてとボクも思うのですが、リアルの世界で疲弊しきったボクにはこのなんとも無責任なツイッターなんてという価値観がとても居心地が良かったです。
ボクはツイッターでは年齢も仕事の業種も微妙にフェイクを入れています。身バレしても別になんということはないと思うのですが、現実のボクとツイッターのボクは似てるけどちょっと違う人物だと思っている方がボク的に面白いからです。
6年もツイッターをやっていてほぼ毎日ツイートをしていますのでツイ廃なのだと思います。ただ不思議なことに6年前と比べて今のほうが遥かに現実世界に前向きに対応できるようになっています。歳を重ね酸いも甘いも知って、ただ単にボクが大人になったと言うだけのことかもしれませんが、明らかかに世間に対して再びポジティブな気持ちで向き合えるようになりました。これはツイッターでの馴染みの方々との何気ないやり取りがボクにとっては癒しになっていたからではないかと考えています。
ツイッターを始めた頃に思っていた専業トレーダーになるという気持ちが、現実世界から逃げるためのネガティブな感情からのものだったからだと思うのですが、ツイッターでの交流が良い休養とエネルギーとなり、今では昔のように世の中はそう悪くないと思えるようになり考えが変わりました。今ではもう専業トレーダーになりたいとは思わなくなりました。
仕事もやるしトレードもやる兼業のほうが人生が楽しいのではないかと思えるようになりました。トレードで儲けても何かしらの仕事を続けて社会との関わりも持ち続けたいと今は思っています。
来年は逆指値と両建てを使った今のトレードを続けながら、仕事も全力でやっていこうと思っています。こんなに前を向けたのは数年ぶりです。これもツイッターで知り合えた皆様のおかげだとホンキで思っています。ツイッターも死ぬまでこのアカウントで続けたいと思っていますので、末永くお付き合いいただければと思います。
ツイッターで出会えた絶許リスト以外の皆様に感謝しています。ありがとうございます。
それでは良い年をお過ごしくださいませ(*´ω`*)