女性の下着には興味が無いおじさん、さやさやです。
大学の時から自分の会社を作るのを目標にしていたのですが、巨乳の彼女と結婚する予定があったので、とりあえずとある大きな会社に就職しました。
この彼女のせいで巨乳が苦手になったのですがそれはまた別の機会に。
就職した会社には以前ブログに書いた「かとちゃん」というセクハラおじさんや、
一見キリッとして頼りがいがあるのですが酒癖の悪い「けいこさん」という上司など、個性的な先輩方に数年間揉まれました。
今思い返せば楽しかった思い出ですが、当時は10円ハゲが出来たりして、ボクも必死だったのだと思います。
その会社の同僚にゆかりちゃんという女性がいました。
ゆかりちゃんは目の周りがラメでキラキラしてて、制服のスカートを短くしていて、キラキラしたヒールの高いサンダルを履いていました。
多分ボクよりも2つくらい若いけど同じ年の入社だったのだと思います。
初めて会話したのは自己紹介だったと思います。
ゆかりちゃん「はじめまして、ゆかりです。ふりかけ見たいってよく言われます。よろしくお願いします」
そんな感じだったかと。
目の周りが無駄にキラキラしてるなぁと言うのが第一印象でした。
ボク「はじめまして、さやさやです。赤っぽくて美味しいけど一番安いふりかけですね。お金ない時はよくお世話になってます。よろしくお願いします」
ゆかりちゃん「一番安いはちょっといらなく無いですか。美味しいだけで良くないですか」
ボク「すいませんでした。余計でした」
お互いに第一印象は悪かったと思います。
ある日ボクがオフィスを歩いているとゆかりちゃんがしゃがんで仕事をしていました。
ゆかりちゃんは歩いてくるボクに気がつくとぴょんって立ち上がって、キリって睨みながら「今見てましたよね」って言いました。
ゆかりちゃん「スカートの中見てましたよね」
ボク「見てないけど」と答えました。
ゆかりちゃん「絶対に見てた。ゆかりのスカートの中じっと見てたでしょ」
全然興味ないのにいきなり絡まれたんで、ちょっといじめちゃおうと思って
「ゆかりちゃんの汚いパンツなんてみたくないよ」って言ってみました。
ゆかりちゃん「私のパンツは汚くないです」(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
ボク「絶対うんこついてる」
ゆかりちゃん「ついてない」(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
ボク「うんすじついてる」
ゆかりちゃん「うんこついてるの見たんですか」(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
ゆかりちゃん「見てないのにうんこついてるってなんでわかるんですか」(╬ಠ益ಠ)ゴル
ボク「だってなんか汚そうだから」
ゆかりちゃん「汚くないです そこまで言うなら見てください」(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
ボク「気持ち悪いから見たくない」
こんな感じの下らないやりとりをオフィスでやってしまいまして、
収拾付かなくなってるところを上司のけいこさんに見つかってしまい、
ゆかりちゃんとボクはお説教を受ける羽目に。
けいこさんに
「争いごとは同じレベルの人同士じゃないと起こらないの。つまりさやさやちゃんとゆかりちゃんは同レベルってことになるの。いやでしょ?」って言われて、
本当に嫌で気をつけようって心の底から誓いました。
同じ職場で過ごすうちに、目の周りがキラキラしたゆかりちゃんも見慣れてきて、普通に一緒に仕事をする仲間という感じになりました。
数年後、ボクは巨乳の彼女と結婚して子供も出来てました。
少し後にゆかりちゃんは後輩のK君と社内結婚して出産のために休みに入ることになりました。
そのくらいの時期にゆかりちゃんに「男性目線で結婚が上手くいくコツとかってあるかな?」と聞かれたので、
「男は暇と金を与えるとロクな事しないので気をつけるといいよ」とアドバイスしました。
ボクの友人達を見てるとそんな感じだったので。
ゆかりちゃんは素直に感心して「ありがとう。絶対に忘れないね」と目の周りをキラキラさせて言ったのを覚えてます。
ゆかりちゃんが休みに入ってしばらくしてから、ゆかりちゃんの旦那であるKくんと仕事のことで話す機会があったのですが、
話が終わって別れ際にK君から「ゆかりに余計なこと言ってくれましたね『お金と暇は与えちゃダメってさやさやさんに言われたから、一日のお小遣い300円』とか毎日言われてるんですよ」と言われました。
ボク「だってそうでしょ。お金と暇があれば何するの。ウェイウェイするんでしょ」
K君「さやさやさんと一緒にしないでください。一生恨みますから」
意外とゆかりちゃんは几帳面で真面目なんだよな~と思った出来事でした。
いまでも、スーパーでゆかりって紫蘇のふりかけを見ると思い出します。
ゆかりちゃんも、もういい年だけどまだ目の周りラメでキラキラしてるのかな。
幸せになってくれてればいいけどな(*´ω`*)